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カラコンと視力矯正の違い

おしゃれやコスプレ、あるいは自身のコンプレックス解消などにも役立つカラコン。
そんなカラコンもコンタクトレンズの一種なので、視力矯正のために使用するコンタクトレンズと同じように度数などが存在しています。
ではこの度数や視力矯正、カラコンとの関係はどうなっているのでしょうか、それぞれの言葉の意味について解説します。

■視力とは?
一般的に視力とは、対象となる物体をどれだけ細部まで見分けができるのかをあらわした数値と定義されます。
「C」の形で検査した経験のある人も多いと思いますが、この方法によって測定されたそれぞれの目の持つ能力が「視力」と飛ばれるものです。

■カラコンの度数とは?
一方でカラコンに設定されている度数とは、そうした視力が弱い人の視る力を補うために、レンズによる矯正を行う力のことを言います。
つまり裸眼での視力に対して、どれだけカラコンがよく見えるように手助けできるかといった力を示すものと言っても良いでしょう。
ちなみに一般的なコンタクトレンズや眼鏡でも、この「度数」の意味するものは同じです。
参考サイト:カラコン度あり – クイーンアイズ

■視力と度数の違い
ただし、視力と度数はそれぞれ測定方法が異なるため、これらの数字を同一に見ることはできません。
それぞれ別の指標であり、先に説明したように視力がどれだけものを見られるのかというものであるのに対し、度数はレンズによる矯正力をあらわしたものです。
カラコンを度数で選ぶ場合には混同しないことが大切だと言えます。

■カラコンの度数は眼鏡とは異なる
また、カラコンやコンタクトレンズで示される度数と、メガネで示される同数にも違いがある点に注意が必要です。
どういうことかというと、カラコンやコンタクトレンズは直接目に密着するのに対し、メガネは目には密着せず、一定の距離があるためです。
そのため一般的にカラコンやコンタクトレンズは、メガネに比べて度数を弱く設定しています。

■まとめ
カラコンとコンタクトレンズは用途に若干の違いはあるものの、基本的な度数などの数値や機能は同じものです。
また一方で視力は目がものを見る力のことであり、視力を矯正する度合いを示す度数とは異なる考えの数字なので、混同しないようにしましょう。
そしてメガネとカラコンの度数も、その使われ方の違いから、度数の考え方に違いがある点に注意が必要です。